経済協力・経済活動支援

2008年にセルビアからの独立を宣言したコソボが安定的な国家として発展することは、西バルカン地域のみならず、欧州地域全体の平和と安定にとっても不可欠です。現在、同国で課題となっている環境インフラ整備の分野で日本の優れた技術と知見を活用しつつ支援していくことは、同国にとってだけでなく、日本の環境技術に対する認知度を高める意味でも有意義です。日本の援助は、日本の高い技術と豊かな知見を活用できる分野を中心に、同国の持続可能な国造りに向けた経済・社会基盤の安定化を支援することを目標としています。日本国大使館は、JICAと協力して、環境インフラ整備・管理能力向上、行政能力の向上と人材育成などの分野を中心に、支援が円滑に進むよう同国政府・関係機関との連絡・調整にあたっています。 日本国大使館は、同国政府・関係機関との対話を通じてビジネス環境の整備にも取り組んでいるほか、ODA及びその他の政府資金を活用した民間企業のインフラ海外展開を積極的に支援しています。さらに、外務省では、ODAと中小企業の海外事業展開とのマッチングを行うなど、ODAを活用した中小企業等の海外展開支援を実施しています。個別の相談にも応じていますので、コソボへの経済進出を検討される際には、日本国大使館(在オーストリア、ウィーン）にもご連絡下さい。

• 2014年3月19日
  竹歳大使とクラスニーチー文化大臣の間で、コソボに対する一般文化無償資金協力「コソボフィルハーモニー交響楽団楽器整備計画」に基づく楽器の引き渡し式を行いました。
  (写真) コソボフィルハーモニー交響楽団・竹歳大使とクラスニーチー文化相
  (参考) コソボフィルハーモニー交響楽団楽器整備計画(JICA「ODA見える化サイト」)
• 2012年10月30日
  一般無償資金協力「廃棄物管理向上計画」に基づき、ガシ・コソボ環境大臣、岩谷滋雄大使らが出席してゴミ収集車（コンパクター・トラック）43台の引き渡し式が行われました。
  (参考) 廃棄物管理向上計画(JICA「ODA見える化サイト」)
• 2012年9月10日
  浜田和幸外務大臣政務官とホジャイ外務大臣の間で、コソボに対する一般文化無償資金協力「コソボフィルハーモニー交響楽団楽器整備計画」に関する交換公文の署名を行いました。
  (参考) 浜田外務大臣政務官のコソボ共和国訪問(概要)

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