天皇誕生日レセプションの開催(2024年2月14日)

令和6年2月15日
 2024年2月14日、天皇誕生日レセプションを開催しました。日本とコソボの外交関係が15周年を迎える本年は、主賓のオスマニ大統領、クルティ首相をはじめ150名を超す招待客の皆様にお越しいただきました。今回のレセプションでは、トルコ在住の日本人シェフが日本から輸入した水産物(ホタテ・ハマチ)を用いて寿司をふるまい、秋田県産の日本酒、日本ウィスキーやビールを皆様に楽しんでいただきました。また、日本が寄贈した楽器を用いてコソボフィルハーモニー交響楽団が演奏を披露しました。
 
 水内大使は挨拶の中で、この15年間、日本がコソボの国家建設や経済発展、何よりバルカン半島の平和と安全を支えてきたことに言及し、今回のレセプションには、ビジネス面でのさらなる交流のため、近隣諸国から日本企業5社が出席していることを招待客の皆様に紹介しました。オリンピック金メダリストを含め東京オリンピックに出場した2名のコソボの柔道選手も出席しており、この柔道での優れた成果はコソボと日本の充実した協力関係の証であると述べました。また、日本入国のための査証について、外交旅券・公用旅券保持者は査証なしで入国可能になること、一般旅券保持者は当館で査証を発行できるようになることを発表しました。最後には、外交関係樹立15周年を記念し作成した切手をリズヴァノーリ経済大臣とともにお披露目しました。2025年に開催される大阪万博についても言及し、日本及びアジアをはじめ、国際的にコソボの存在感を高める良い機会になると述べました。